大工さんからものづくりの信念を教わった。

入社13年目になります。仕事は現場管理を担当しています。
業務内容は、施工スケジュールの管理、毎日の大工さんの作業工程や内容の確認と品質チェック、新しい現場の図面の確認や資材発注などを行っています。時期や日にもよりますが、現場とデスクワークは半々くらいの割合です。

前職は不動産関係の仕事をしていて、堀田工務店へは未経験で入社しました。 最初は大工さんの見習いからスタートしました。まずは現場を知らないといけなかったので、2～3か月間ではありましたが色々と勉強させてもらいました。
現場の厳しさ、作業の細かさや、大工さんたちのものづくりに対する信念みたいなものを肌で感じることができました。この経験が今の自分の仕事にも活かされていますね。大変ではありましたがすごく貴重な経験でした。

現場を学び次のステージへ。

現場を経験してからは、先輩に教えてもらいながら新築住宅の施工の流れを学び、リフォームの現場にも同行させてもらいました。
この頃はお客様と接することも多かったですね。ご自宅の中に入らせてもらうことも多いので、黙々と作業するだけでなく、お客様が接しやすい雰囲気でいるように心がけていました。直接感謝の言葉を頂けたりするととても嬉しかったですし、やりがいもありました。

しばらくは現場で実践経験を積みながら、会社のバックアップで施工管理の講習に参加させてもらったり、資格の勉強もしました。入社3年目の頃に晴れて2級土木施工管理技士を取得し、約6年前に現場管理を任され今に至ります。

1人じゃないからどんな困難も乗り越えられた。

現在は新築の施工現場を2～3つとリフォーム案件を担当しています。
最大の課題は計画通りのスケジュールで現場を進めていくことです。ただ、新築の現場では特に、予期せぬ事がたくさん起こります。
地球規模の出来事や災害は仕方のないことですが、それでも臨機応変に対応していかなければいけません。

難しさはあります。けれど、うちの会社はけして1人じゃありません。社長だったり、上司だったり、大工さんたちだったり、困った時はみんなが助けてくれますから、何とか乗り越えていけるし、そういう面でもこの会社でよかったなと本当に思います。
うちは大工さんもみんな社内の人間なので、現場もとてもやりやすいですね。仲がいいので現場の雰囲気もよく、一緒に仕事をするのがとても楽しいです。

困難を乗り越え、家が完成した時のうれしさは何物にも代えがたい喜びです。
達成感はもちろん、何よりお客様の喜ぶ顔を見たら、またがんばろう！という気持ちになりますね。

現場の仕事は、決して楽ではありません。
だからこそ、失敗してもへこたれない強いメンタルは必要かもしれません。
失敗して落ち込んでもすぐ立ち直れる、ポジティブな人が向いていると思います。
幸い、うちの社員はみんな質問すれば何でも答えてくれて、フォローもしてくれるので、「一人じゃないから大丈夫」と思えます。もちろん自分も全力でサポートしたいと思っています！